効果的な測定 URL を作成する

閲覧またはクリックのいずれかによる測定 URL 経由のユーザーインタラクションは、MobileAppTracking™ (MAT) で測定セッションを開始するための主要メカニズムです。当該インタラクションは、その後生じるインストール (またはアプリ内イベント) と関連付けられ、ユーザーによるモバイルアプリのインストール (またはアプリ内イベントの実行) の強化を担当する広告パートナーに関連付けます。

MAT 測定 URL は、大量のデータを MAT へと引き込むための、洗練されたソリューションです。測定 URL には複数の必須パラメーター、およびレポートに追加カラーや深さを付加可能な多種多様な任意パラメーターが含まれています。適切なパラメーターを使用し当社のベストプラクティスに従うことで、ニーズに合った URL を構築し、レポートをカスタマイズすることができます。

 

基本 MAT 測定 URL

基本 MAT 測定 URL は三つの構成要素からなり、これらはすべて必須です:

1.基本ドメイン URL (必須)

基本ドメイン名には範囲があり (api-02 および api-03 など)、定期的に新しいものへと循環させています。基本 URL は常に、当該 URL 作成の対象である MAT パートナー ID を含みます。

https://MAT_PARTNER_ID.api-02.com/serve

 

2.活動パラメーター (必須)

必須であり、クリックスルー URL とインプレッション URL を区別するのに使用されます。有効値は以下の通りです:

  • ?action=click – クリックスルーを測定
  • ?action=impressionview-through conversions (ビュースルーコンバージョン) を測定

3.アプリおよびキャンペーンパラメーター (必須)

  • &publisher_id=MAT_PUBLISHER_ID – ネットワークパートナーを識別
  • &site_id=MAT_APP_ID – ネットワークパートナーを識別
  • &offer_id=MAT_CAMPAIGN_ID – 当該リンクが関連付けられているキャンペーンを識別

4.固有デバイス識別子 (必須ではないが推奨される)

必須ではありませんが、基本 MAT 測定 URL に Unique Device Identifiers (固有デバイス識別子) を含めることを強く推奨します。なぜなら、100% の精度で 1:1 アトリビューションが確保されるからです。以下のパラメーターに値を入力するときは、ハードコード化された値または選択の広告ネットワークが サポートしているマクロ { } のいずれかの入力が必要であることに留意してください。

  • &ios_ifa=Value – Raw iOS IFA
  • &ios_ifa_md5=Value – IFA の MD5 ハッシュ
  • &ios_ifa_sha1=Value – IFA の SHA1 ハッシュ
  • &device_id=Value – EMEI、Android デバイスでのみ利用可能。
  • &device_id_md5=Value
  • &device_id_sha1=Value
  • &device_id_sha256=Value
  • &android_id/&os_id=Value – Raw Android ID または Windows ハードウェア ID
  • &android_id_md5/&os_id_md5=Value – Android ID または Windows ハードウェア ID MD5 ハッシュ
  • &android_id_sha1&os_id_sha1=Value – Android ID または Windows Hardware ID SHA1 ハッシュ
  • &google_aid=Value – Google 広告 ID
  • &google_aid_md5=Value – Google 広告 ID MD5 ハッシュ
  • &google_aid_sha1=Value – Google 広告 ID SHA1 ハッシュ
  • &windows_aid=Value – Windows 広告 ID
  • &windows_aid_md5=Value – Windows 広告 ID MD5 ハッシュ
  • &windows_aid_sha1=Value – Windows 広告 ID SHA1 ハッシュ
  • &user_id=Value – アプリによりユーザーに割り当てられたカスタム ID。主に再エンゲージメントキャンペーンに有用
  • &tpid=Value – TRUSTe が廃止された UDID の代わりに privacy-safe として作成した、永続的クロスアプリケーション固有デバイス識別子。あまり使用されていない。
  • &unid=Value – 識別子の種類が不明である場合、およびすべての識別子とハッシュの照合を試みる場合に、UNID/不明識別子を使用可能。識別子の種類を指定できる場合に、本識別子を使用することは推奨されない。
  • &mac_address=Value – 廃止
  • &mac_address_md5=Value – 廃止
  • &mac_address_sha1=Value – 廃止
  • &odin=Value – 廃止

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キャンペーン最適化パラメーター

キャンペーンは、モバイルアプリと広告パートナーとの間の MAT 内マネジメントレイヤーです。MAT 内のキャンペーンにより、複数の広告関係を管理しやすくなります。特定のパートナー向けのキャンペーン、または MAT 内のパートナー向けの特定のトラフィックソースは設定しないでください。各パートナー向けに個別のキャンペーンを作成するのは良いアイディアであるように思えますが、キャンペーンが何百何千もの規模に達するとこの方法は管理不能となります。同一キャンペーンのプロモーションのための複数パートナーとの提携の詳細については、Avoid Segmenting Traffic with Multiple Campaigns (複数キャンペーンによるトラフィックセグメント化を回避する) をご覧ください。

その代り、パートナーとの個別のキャンペーンを MAT 自体の中のサブキャンペーンと捉える方法を奨励します。つまり、新規キャンペーンを作成する代わりに、測定 URL 内で “my_campaign“ パラメーターを使用します。レポートを広告別 (“my-ads“)、広告グループ別 ("my_adgroups“)、サイト別 (“my_site“)、などでセグメント化したい場合にも、同じことが当てはまります。以下のセクションでは、モバイルアプリマーケティングレポートの体系化に利用可能な、sub_parameters について説明します。

広告主および彼らのパートナーのデータやレポートのニーズは異なるため、MAT では、広告主とパートナーの両者向けに測定 URL に含めるための同種のサブパラメーターを用意しました (以下のグラフィックを参照)。広告主は自身のサブパラメーターと彼らのパートナーのサブパラメーターの両方にアクセスでき、パートナーは自身のサブパラメーターにのみアクセスできます。サブパラメーターは実測、コホート、およびログレポートで利用可能であり、パフォーマンスの分析・比較が容易になります。

 

パートナーのキャンペーン最適化サブパラメーター

パートナーは以下の六つのキャンペーンサブ パラメーターを使用可能です。

  • sub_publisher – クリック時に測定 URL に渡される “sub_publisher“ の値です。この値は、パートナー のパブリッシャーの名前または ID です。
  • sub_site – クリック時に測定 URL に渡される “sub_site“ の値です。この値は、パートナーのサイトまたはモバイルアプリの名前または ID です。
  • sub_campaign – クリック時に測定 URL に渡される “sub_campaign” の値です。この値は、当該パートナーと提携して広告するキャンペーンの名前または ID です。
  • sub_adgroup – クリック時に測定 URL に渡される “sub_adgroup“ の値です。この値は、当該パートナーと提携して広告する広告グループの名前または ID です。
  • sub_ad – クリック時に測定 URL に渡される “sub_ad” の値です。この値は、当該パートナーと提携して広告する広告の名前または ID です。
  • sub_keyword – クリック時に測定 URL に渡される “publisher_sub_keyword“ の値です。Google AdWords 統合 (およびその他の検索キャンペーン) に明確に関連するキーワードの名前または ID です。

これらのパラメーターは、特定パートナーのシステムがどの程度体系化されているかに基づき使用してください。すべてのパートナーが、六つの最適化パラメーターすべてのテータを提供しているわけではありません。

 

広告主のキャンペーン最適化サブパラメーター

広告主は、以下の六つのサブパラメーターを別々に、かつパートナーのサブパラメーターから独立して使用可能です。これらの新しい広告主パラメーターにより、クライアントがパートナーとは異なる値を設定するという問題が解決されます。これでクライアント (広告主) は、彼ら自身の第二のパラメーターのセットを定義できます。

  • my_partner – クリック時に測定 URL に渡される “my_publisher“ の値です。広告主 のパートナーの名前または ID です。
  • advertiser_sub_site – クリック時に測定 URL に渡される “my_site“ の値です。広告主のサイトまたはモバイルアプリの名前または ID です。
  • advertiser_sub_campaign – クリック時に測定 URL に渡される “my_campaign“ の値です。キャンペーンの名前または ID です。
  • advertiser_sub_adgroup – クリック時に測定 URL に渡される “my_adgroup“ の値です。広告グループの名前または ID です。
  • advertiser_sub_ad – クリック時に測定 URL に渡される “my_ad“ の値です。広告の名前または ID です。
  • advertiser_sub_keyword – クリック時に測定 URL に渡される “my_keyword“ の値です。Google AdWords 統合 (およびその他の検索キャンペーン) に明確に関連するキーワードの名前または ID です。

これらのパラメーターは、特定広告主のシステムがどの程度体系化されているかに基づき使用してください。すべての広告主が、六つの最適化パラメーターすべてのテータを提供しているわけではありません。

 

sub_publisher / my_partner

通常、広告ネットワークのみが “sub_publisher“ 情報を提供します。なぜなら、彼らは複数のパートナー (パブリッシャー) と広告主を結ぶ仲介機関であるからです。一部の広告ネットワークは、パートナーの名前または ID をネットワークに渡して、パートナーごとのパフォーマンスの分析・最適化を可能にしています。ほとんどの場合、広告ネットワークはパートナーの名前または ID を動的に渡さなければならいので、この機能については特別に要請を行う必要があります。ブラインドネットワークを持つパートナーと広告を行う場合、パートナー情報 (sub_publisher) を渡すことはできません。通常、直接的パートナー関係 (non-ad ネットワーク パートナー) にサブパブリッシャーはいません。

例えば、ある広告ネットワークがインターネットラジオサービス “Pandora” からのトラフィックを収益化しているとします。つまり、”publisher_id“ サブパラメーターは、MAT 内で作成される “publisher_id“ パラメーターと関連しています。したがって、この例における “sub_publisher“ パラメーターは、以下の測定 URL の例に示されるように、Pandora と同等です。

 

sub_site / my_site

モバイルウェブ上で広告する場合は、”sub_site“ パラメーターが広告を表示するウェブサイトまたはプロパティを特定します (モバイルアプリは “sites” とも分類されます)。大手ビデオゲームパートナーと提携し、彼らの複数のモバイルアプリ内で広告する場合、”sub_site” パラメーターを各モバイルアプリの名前または ID に設定します。パートナー向けのモバイルアプリ内での特定の広告購入については、”sub_site“ 値を動的に生成する代わりに、随意にハードコード化可能です。広告ネットワークは場合によっては “sub_site“ 情報も渡しますが、動的に渡すことが必須です。なぜなら、広告ネットワークはサイトに特化した購入は通常行わないからです。

例えば、ゲームスタジオ向けの貴社アプリを複数のアプリと共に広告する場合、その “sub_site“ 値は以下の測定 URL 例に示されるように、アプリ名と共に動的に設定します:

 

sub_campaign / my_campaign

キャンペーンはモバイルアプリの広告計画を定義し、通常キャンペーンの名前、転送先 URL (ランディングページ)、コスト/ビッド、広告グループ、および広告が含まれます。デフォルトでは、ほとんどの広告ネットワークおよびパートナーはキャンペーン名または ID を動的に渡していませんので、測定 URL 内でキャンペーン名 (および広告グループの名前または ID、パートナーにより異なる) を手動でハードコード化する必要があります。

例えば、同じパートナーで二つのキャンペーンを (一方はインセンティブありでもう一方はなし) で実行する場合、sub_campaign 値に “Incentivized” の入力名を設定してキャンペーン同士を区別します (以下の測定 URL 例を参照):

 

sub_adgroup / my_adgroup

広告グループを使用するパートナーは、測定 URL 内の adgroup 値を動的に指定可能です。広告グループを使用しないパートナーは通常、各キャンペーンにおいて、キャンペーンと広告による二層管理を提供します。広告グループがない場合、”sub_adgroup“ パラメーターは測定については有効なサブパラメーターではありません。

例えば 728×90 バナー広告向けに広告グループを作成する場合、測定 URL は以下の測定 URL 例のように見えます:

 

sub_ad / my_ad

sub_ad“ パラメーターを使用すると、パートナーと提携して設定した特定の広告の名前または ID を渡すことが可能です。通常この値は、各広告の名前または ID でハードコード化されます。五つの異なる広告を実行 している場合、各広告について異なるハードコード化値を使用します。

例えば、728×90 バナー広告グループ内に “AdwithBlue” という名の青いバナーがある場合、測定 URL は以下の測定 URL 例のように見えます:

 

sub_keyword / my_keyword

sub_keyword“ パラメーターを使用する場合、Google AdWords 統合 (およびその他の検索キャンペーン) に関連するキーワード名または ID を渡すことが可能です。例えば:

 

照合用の追加パラメーター

MAT は、ログおよびポストバック URL レポート内で利用可能な五つの追加サブパラメーターもサポートしており、通常パートナーの固有情報を保管しますが、集約レポート目的のパフォーマンスレポートでは利用できません。なぜなら、クロスチャンネル分析向けに標準化されていないからです。

これらの追加パラメーターは以下の通りです:

  • sub1 – パートナーにより指定された追加情報の文字列。
  • sub2 – パートナーにより指定された追加情報の文字列。
  • sub3 – パートナーにより指定された追加情報の文字列。
  • sub4 – パートナーにより指定された追加情報の文字列。
  • sub5 – パートナーにより指定された追加情報の文字列。

以下の URL 例には、”sub1“ パラメーターを含む測定 URL が示されています。

http://12345.api-02.com/serve?action=click&publisher_id=200&site_id=1000&sub1=12345678900001

 

以下の URL 例には、”sub1“ と “sub2“ パラメーターの両方を含む測定 URL が示されています。

http://12345.api-02.com/serve?action=click&publisher_id=200&site_id=1000&sub1=12345678900001&sub2=98765

 

必要に応じて、一つまたは五つすべての追加パラメーターを設定可能です。最適化サブパラメーターが最長 100 文字の文字列値をサポートするのに対して、これらの追加サブパラメーターは最長 500 文字の値をサポートします。

参照 ID パラメーター

参照 ID は、パートナーシステムからの特定の参照 ID のために確保される追加パラメーター (“sub1“ ~ “sub5” に類似) です (パブリッシャートランザクション ID、クリック ID、広告 ID、トラッキング ID とも呼ばれます)。参照 ID の使用の詳細については、What is Reference ID Used For? (参照 ID の利用は何のため?) をお読みください。

 

国コード/デバイス IP を利用する

パートナーが MAT で固有の統合を有しておりクリックをサーバー側で測定している場合、当該パートナーからのすべてのクリック (および拡大解釈すれば、これらのクリックに関連付けられるすべてのインストール) は、彼らのサーバーの地理的ロケーションから来ていると表示されます。この問題を解決するには、クリックの 2 文字 ISO 国コードまたはデバイス IP のいずれかを MAT へ渡します。これにより MAT は、インストールを基点となる固有の地理的ロケーションへと適切に関連付けできるようになります。

  • country_code – クリックの基点を示す、二文字または三文字 ISO 国コードです。
  • device_ip – クリックで収集されるデバイスの IP アドレスです。

コストデータを渡す

これで、測定 URL 経由でコストデータを動的に渡すことが可能になりました。本機能は cost および cost_model パラメーターを基づいており、詳細は providing cost data (コストデータの提供) に関する当社文書で説明されています。